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どっちーぬくんは、子どもの代表です。いま遊びたいと思ったら絶対に今じゃなきゃがまんできない。「ちょっとまっててね」なんて答えると、口癖は「ぼくとどっちがだいじなの?」。子どもたちのありのままの姿がゆかいなキャラクターで描かれています。どっちーぬくんの涙は、子どもたちは大きな共感を持って受け入れられることでしょう。

「仕事と私、どっちが大事なの!?」とよくテレビなどで聞きますが、その光景が思い浮かんでしまう絵本でした。
両方とも大事だから比べられない、そもそも比べられるものではない。
それが答えだと思います。
「○○に負けた」と悔しくなるかもしれないけれど、そんなこと考えなくていいんだよ、と心を軽くしてくれます。 (こにゃららんさん 20代・せんせい )
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