山の分校の、ひげもじゃでねぼすけの先生にお嫁さんがくることになりました。それを知った村の人たちは、大騒ぎの大喜びです。
田舎のほんわかしたお話しでした。分校に通うこども達の先生の木村先生が平野さんと言うお嫁さんをもらうことになったのです。先生はそのことをこども達にどうやって教えたと思いますか?こども達にそれぞれ番号を書いた手紙を出して必要な文字に丸が打ってあるんです。その手紙を順番通りによんでいくと「ひらのさんとあきにけっこんすることにしました たのむね」だって。思わず「先生 やることがすごい!」と思ってしまいました。まだまだこども達には結婚という意味は分からないけど、とってもあたたかなお話しでした。あと、この絵本を読む前に「あとがき」をぜひ読んでもらいたいです。作者がこの絵本に秘めた思いが強く伝わってきますよ。 (たまっこさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子3歳)
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