あーちゃんは、わがままだったり、意地悪したりする普通の純粋な女の子です。ひとりぼっちのあーちゃんが、少し強くなり、思いやりに気づいていくお話。読み終わって、少しだけ強く、やさしくなれる一冊です。
副題に「ふんわり切ないはねのない天使」と、あります。
あーちゃんは大きなうさぎの帽子をかぶったちょっと勝ち気な女の子。
本当はお友だちみんなに優しくしたいのに、現実にはつまらない意地悪をしたり、思ってないことをいってお友だちを泣かしたり。
夢の中の自分は、あんなにお友だちに優しく出来るのに。仲良く出来るのに。
ひとりぽっちの誕生パーティー。
あんまりさみしくなって、泣きながら叫びまくるあーちゃんの言葉が胸にしみます。
うちの子共達は、あーちゃんがひとりぽっちで泣いているのがかわいそうすぎるのか、もう1つノリが悪かったけど、とっても素敵な絵本でした。 (てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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