ローザは、病気で寝ているおばあちゃんのために、仲良しの友だちといっしょに楽団をつくって、パーティーで演奏します。心暖まる絵本。
おすすめの本のコーナーから、次女が取って借りてきました。内容的には、まだ次女には難しいのですが、美しい絵に魅了されたのでしょう。結局、家で聞いていたのは、長女の方でした。
1作目の「かあさんのいす」を読み、2作目を読まずに3作目のこれを読みましたが、ぜひ2作目も読んでみたくなりました。
おばあちゃんが病気になり、あのかあさんのいすも、お金を入れるびんもからっぽです。まるで、わたしの心の中みたいに・・・。
わたしは、いいことを思いつきます。友達4人でバンドを組み演奏してお金をもらうことです。
4人は一生懸命練習して、いよいよパーティに招かれて演奏することになりますが・・・?
主人公の少女のたくましい生き方に共感を覚えます。
いつもながら、絵の美しさにうっとりします。
佐野洋子さんの名訳がいいですよ!
少し大きい子(小学生くらい)向けの、しっとりとした絵本です。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子7歳、女の子3歳)
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