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音楽を聴いたことがなかったねずみのジェラルディンは、ある日、台所のすみっこでとても大きなパルメザン・チーズをみつけます。
仲間とチーズをかじっていくと、中からチーズのねずみの像があらわれて・・・。夜になると、チーズのねずみがしっぽの先をフルートにして、ジェラルディンに演奏を聴かせました。 「音楽だ!」「これこそ音楽に違いない!」
それから夜ごと夜ごとに、チーズのねずみはジェラルディンのためにフルートを吹いてくれました。やがてその節を覚え、音が耳に残るようになったジェラルディンは、自分のしっぽを吹き始めます。
ついに音楽に出会い、そして手に入れたジェラルディンと仲間たち。 空中に響き渡るフルートの節に、うっとり心を奪われます。
チーズから音楽があらわれるなんて、まさに芸術的な発想。 音楽を習っている女の子は、特に感じるものがあることでしょう。 なんとも甘美な読後感をお楽しみください。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)
ねずみのジェラルディンが大きなチーズを見付け、美味しいので友達を集めチーズを噛み取ってあげました。するとチーズからねずみの形が現れ、その唇にフルートが・・・
この本を読んで「音楽ってやっぱり素晴らしい」と
再認識しました。
だって音楽を知ったジェラルディンの毎日がとても
素敵なモノに見えたから。この本に感動して
「この本知ってる?」と興奮気味に聞いたら
娘はすでに保育園で読んでいたとのこと。でも
「家でじっくり読んでみたいと思っていたの!
絶対借りて帰る」と返事が返ってきました。
昔の人も音楽と出合った時の感動はこんな感じ
だったのかな?と遠い日に思わず思いを馳せて
しまうそんな絵本です。 (かわゆいゆいさん 40代・ママ 女の子6歳)
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