弟が家にきて八ヵ月。あいかわらずおさるに似ているうえに、いたずらもするようになって、もう最悪。だけどある日、友だちののりちゃんが芸をする犬を見せびらかしたとき、つい「うちの弟は、もっとすごい芸ができるんだ」って言っちゃって…。赤ちゃんの弟に芸を教えようとするあたしと仲間の奮闘ぶりをユーモラスに描く。好評シリーズ第三弾。
今、NHK教育テレビの「テレビ絵本」で女優の小林聡美さんが「ごきげんなすてご」の読み聞かせをしています。息子は毎朝早く起きて、楽しみに見ています。そして、先回りして、その絵本を借り、みんな読みきってしまいました。第二巻が「やっかいなおくりもの」、第三巻がこれでした。
第一巻から10ヵ月成長した、私。
お姉さんらしくなっていてことにびっくりしました。
今回の「おけいこ」は、何を意味することなのか?興味津々でしたが、それは「げい」でした。なんか、「わたし」らしいな。
これは、第一巻から続けて読んだ方が、登場人物にも馴染みがあっていいと思いました。そして、この「わたし」がどんなに成長したかを知ることが出来て、絶対おすすめします。
こうやって、遊びを通して、お姉ちゃんらしく、成長していくのかなとなんかほのぼのもしました。
「わたし」は、弟が生まれてしまった為、突然お姉ちゃんとなり、今まで両親から100%の愛情を受けていたものが、弟の方にも愛情がいってしまい、ひがむ気持ちが良く表れています。でも、両親は同じ愛情をこの姉弟に注いでいることも分かります。お姉ちゃんの場合は、べたべたするのでなく、時には後ろから、見守ってみているのも愛情だと言うのが分かります。
息子には、弟も妹もおりません。こんな気持ちになったことがないと思うので、例え本の中の世界だけでも、分かって欲しいなと思いながら、いつも読んでいます。 (秀のママさん 30代・ママ 男の子5歳)
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