
不思議な男に色が盗まれ、無色になった森は大混乱。ある男の子がその混乱を救おうとしますが、今度は、ライオンが青く、池の水は赤くなって、そしてその池に飛び込んだライオンは青と赤のシマシマになって、混乱は増すばかり……。

題名の通り色が消えてしまうお話です。色泥棒の男に色を盗まれて主人公のピニンがとり返す方法は自分にできて他の人に絶対負けない事をすること。なんだろう?色々試します。結局は色を返してもらえますが、その負けないことって言うのが実は泣いてもすぐに笑うことができる。何とも子供らしい!しかも本の色使いは、きれいで絵も独特のかわいいとは言いがたいですが頭に残るステキな絵です。色泥棒の男も実は悪気が合ってではなくて大きなにじをつくるあいだかしてほしいだけ、夢があると思いませんか?そうにじつくりのおじさんなんです。大人の人にもお勧めですよ。見てよし!聞いてよし!読んでよし!そろっています。 (ミブノさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子6歳、男の子4歳)
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