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豊かな自然の中で生き生きと遊ぶ“のらっこ”達を描くシリーズ第1作。ギラギラした夏の陽に焼かれ、小川で魚とり。ついに川魚の王様、さんねんごいをつかまえることができました!
鯉の産地である長野県佐久地方では、大きな鯉をさんねんごいと言うそうです。子供たちが魚とりに出かけ、さんねんごいを捕まえるお話。
舞台は佐久地方なんだろうけど、昭和初期くらい?なんとも素晴らしい田舎の田園風景。航空写真かのように、細かい描写がいい!一つの村を様々な角度から見ているので、自分がそこにいるかのよう。ここで魚捕ってたんだ、この畑で野菜もいできたんだ、ここでおじさんととうもろこしを焼いて食べたんだ、と親子で楽しめます。全体に文字は少ないので、絵をしっかり堪能できます。
我が家からは一山超えたところが佐久で、方言も書かれているので、なんだか親近感わきました。今もこんな豊富な自然、残ってるといいなあ・・・。 (ぽぽろんさん 20代・ママ 女の子3歳、男の子2歳)
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