スウェーデンの作家、レンナート・ヘルシングのお話に、グスタフスベリ社のデザイナーであり、テキスタイルデザイナーでもあったスティグ・リンドべリが挿絵を書いた絵本『KRAKEL SPEKTAKEL KOPER EN KLUBBA』(1957年発行) の日本語訳版。
お誕生日のクラケールは仲良しのブリッタと一緒にお菓子を買いに行きました。おいしそうなキャンデーを見つけても、まだまだ満足しないクラケールが最後に手に入れたものとは…?
黒の背景に鮮やかな色使いの表紙にひかれて読みました。
クラケール、この少年は本当にちゃっかりしています。
誕生日におこづかいをもらって、お菓子を買いに行ったのですが、お菓子のついでに、
ほしいな…と呟いて、あれもこれもそれもついには、そんなものまでもらってしまいます。
ちゃっかりを通り越して、図々しいというか厚かましいというレベルではありますが、ユーモアたっぷりで楽しく読めました。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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