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雨の日に留守番をする幼い少女の目に、そして胸に去来する一瞬一瞬のイメージが、繊細な水彩画と簡潔なことばによって、鮮やかにとらえられている。
年末実家に帰ったら子供たちが見つけてきました。全然覚えてなかったのでびっくり!なんだか得した気分です。
これは、いわさきちひろさんが初めて文章も書いた絵本だそうです。そういえば、長野県に住んでいたこともあって、美術館があったなあと思い出しました。私が生まれた年に亡くなってるんですね・・・。
雨の日に女の子が一人でお留守番をしているお話。女の子の目線で、この子の独り言のような感じですが、これには説明なんていらない。なんだかスーッと引き込まれていきます。独特な色合いで、寂しさが伝わってきます。お母さんが帰ってきて(はっきりとはうつっていなくて、そこだけ暖かな色になっている)、抱きついているところがホッとしますね。 (ぽぽろんさん 20代・ママ 女の子3歳、男の子2歳)
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