ウェンベリーにかかったら、どんなことでも心配のたね。さっきおやすみを言ったけど、パパとママは生きてるかしら。ぶらんこの鎖は切れないかしら。木が倒れてきたらどうしょう……。子どもの心の動きを巧みに描いた楽しい作品。
何をするのも、考えすぎて心配ばかりしている(ねずみの)女の子ウェンベリーが主人公です。
周りからしてみれば、大袈裟だなぁと、感じることも、彼女にしてみればものすごく「心配」なことなんです。
そんな彼女の一番の心配事は、幼稚園!
トイレを見つけられなかったらどうしようとか。泣きたくなったらどうしようとか。心配はつきないようです。
でも、幼稚園の先生はすごいですね。ひとりのお友だちを彼女に紹介することで、彼女の不安(心配事)をほとんど取り除いてしまったんですよ。
やっぱり専門科の判断はすごいし、友達の存在は偉大ですね。
(てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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