阪神・淡路大震災で 一命を取り留めた女の子「アスカ」の物語。 愛の強さ、生きることの素晴らしさ、感謝する心を伝えたい。
表紙のキレイな建物の絵を見て、借りて着た絵本がこんなに、涙の物語だとは思いませんでした。
3歳の時に、おばあちゃんの元へ来たアスカちゃん。今度、一年生になる、橋が大好きな女の子です。おばあちゃんは、橋を見ても神様、仏様、キリスト様なんでも「ありがとさん」と言うのです。
そして、アスカちゃんは知ったのです。神戸の地震の時、パパとママは、肩を抱き合い橋を作るようにして、幼いアスカちゃんを守って亡くなったと言う事を・・・。
そして、不思議な事に、橋が好きな女の子に成長したと。
もう、涙が止まらなくなりました。「子供を命がけで守る」なんて言いますが、実際こうやって亡くなった人も居るんだろうなと思いました。悲しいけれど、真実の愛情を知ったような絵本でした。 (ママちゃんさん 20代・ママ 男の子4歳、男の子2歳)
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