「ばーれ だーれ あまはんどら!」と突如現われた生きものは、野を越え、海を渡り……。 なぜかなつかしい太古の音のようなことばのリズムと力強さ。伸び縮みしながら動いていくような、このふしぎな生きものはなあに? おとなはつい考えてしまいますが、あかちゃんは飛びはねる色とうねることばを、まるごと受け止めているようです。
11ヶ月の娘に読んでやりました。この手の本は沢山読んでやったつもりでしたが、段々言葉を理解している月齢なので、少々遅かった感が・・・。大人にとってはまったく意味をなさない、ただの訳のわからない音の羅列。それを6ヶ月くらいのときはとても喜んでいた娘でしたが、今はあまり興味をしめしません。ある程度言葉としての認識がされるようになったからなのでしょうね。だから、韻を踏んでいる音や雰囲気を楽しめれば、くらいで読んでみました。結構舌をかみそうなややこしい音ばかりでしたが、訳のわからないワールドを楽しもうと思えば、それなりに楽しめますよ。 (minatsuさん 40代・ママ 男の子4歳、女の子0歳、)
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