ほうすけは村はずれにひとりで住んでいます。
ほうすけはめったに村にでてきません。
お嫁さんがきたときや死人が出たときに出てきては
歌をうたいます。
小高い丘の日当たりのいい斜面にこの村の墓地があります。
墓地はいつもそうじがいきとどいていて、花の絶えることがありません。
村人はほうすけのしわざだろうか。と口々に言いますがだれも確かめたものはいませんでした。
ある年のこと何日も雪が降り続いたある晩、
よきちじいさんの家からめんどりが盗まれました・・・。ほうすけのしわざじゃないか?
村中が大騒ぎになります。
このあと、なんだか切ない終わりなんですが、
このお話は音楽物語として、あちこちのホールで演奏されているみたいです。
CDも発売されています。
是非きいてみたいな〜、きっと心にしみるだろうな〜と思います。 (まりん♪さん 30代・ママ 女の子11歳)
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