
あるところに、おちびちゃんと、ちゅうくらいと、ジャンボサイズの三人姉妹がおりました。ある朝のこと、 三人はスクールバスに乗り遅れたから、さあ大変。歩いてがっこうに行くためには橋をわたらなければなりません。 しかし、その橋の下には誰もがこわがるこわもてボビーがかくれていて……。

あるところに、ヤギではなくて、3人姉妹がいました。学校への道、一本橋にさしかかります。一番ちびの妹が、ヒュンヒュンと縄跳びをしながら橋を渡ると、橋の下からトロルならぬ、悪ガキボビーが現れて、弁当をよこせ!と脅かします。「中のお姉ちゃんの弁当の方がいいわよ」とちび妹。ほどなく、中のお姉ちゃんが「ビュンビュン」とやってきて・・・。
古典「さんびきのやぎのがらがらどん」そっくりのこの絵本、一番大きいお姉ちゃんがイカしてます。悪ガキボビーの意地悪さも天下一品。今江さんの訳が冴えてます。「がらがらどん」をよく知っている子におすすめ。 (星モグラサンジさん 30代・その他の方 男の子11歳、男の子9歳)
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