この本は“手づくり工作の本”ですが、つくり方を説明するだけの本ではありません。つくる過程をたのしみ、つくったものをたのしむ……自由に心をあそばせようよ! という本なのです。
つい最近福音館書店から刊行されたできたてのほやほやの一冊。
子ども向けに何か作ろうかとアイディアを探すことはよくあるのですが、この本は今までの「作り方手引き書」的なスタンス違います。なにしろ全編に作り手が楽しんで作っている様子があふれています。材料も本当にその辺に転がっているものー木の枝や小石、紙などーを使っています。できあがりを楽しむというより、できあがるまでを楽しむ、そんな想いに満ちあふれています。これから夏休みを迎え、親子共々外にでるチャンスが増えるとき、この本を頭の片隅におきながら子供とものを作る楽しみを満喫してもいいんじゃないかなあと思います。
うちはまだまだ子どもが小さいので、一緒に作るまではいきませんが、子どもに戻った気分でいろいろとやってみようかなあなんて想っています。 (レラさん 30代・ママ 男の子1歳)
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