妹の墓参りの帰りにとってきたヤゴが羽化した日、たけるはそのオニヤンマを風の谷公園にもどしに行った。でも、途中で雷雨。励ましてくれたのはガシャガシャの羽音だった。羽化したてのオニヤンマに、生後7日で亡くなった妹の生命を重ねる少年の心をすがすがしく描いた物語。
男の子は、家族でお墓参りに行った帰りに、川でやごを捕まえました。それが、オニヤンマになるのですが、生後7日でなくなった妹と重なり、ひとりで元の場所に帰す事にしました。
途中迷子になったり、雨が降ったりしますが、それでも頑張って帰してあげました。
単なるとんぼの絵本かと思ったら、内容の濃い作品でビックリしました。 (ママちゃんさん 20代・ママ 男の子4歳、男の子2歳)
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