ある日、げんさんが草むらでふんづけたのはふるだいこ。これをたたいて「はなぁ、のびろ」というとはながわーっとのびました。ちぢめることもできるのです。たいこをもって、げんさんはたびにでます。おひめさまのぎょうれつにあったげんさんは、おひめさまのはなが見たくなって・・・。はながのびたりちぢんだりするのがなんともユーモラスなお話。どんどんどんとたいこの音がきこえてくるようです。
【著者プロフィール】 文 梅田 俊作 1942年、丹後半島生まれ。主な作品に「ラブ・ユー・フォーエバー」(岩崎書店)「しらんぷり」「とらねことじいちゃん」「漁火 海の学校」「あそび町 うらしま通り さんかく地」(ポプラ社)など。エッセイに「おやじオロオロ子はスクスク」(文渓堂)「日和佐川子ども日和」(岩崎書店)がある。 絵 梅田 佳子:1947年、福島県生まれ。夫との共作に「ばあちゃんのなつやすみ」「がまんだがまんだうんちっち」(岩崎書店)「てんてんおやすみ」(新日本出版社)などがある。
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