人間の女の子のたみちゃんときつねの男の子との気持ちの交流を描いた、あたたかくも切ないお話です。
子供は誰しも純粋な心の持ち主です。警戒心を抱かず、心を打ち解け直ぐ仲良くなります。そして、信頼が生まれていく。それが怖い獣の動物でもあっても、恐れることなく。
大人は、過去の体験から、頭ごなしに判断していく。
そして、純粋な子供の心、友情を打ち砕いていく。
そんなお話の内容でした。
これは冬のお話なのですが、読んだ後、心が暖かくなります。きつねのたみちゃんと言う女の子を思う心が、とても暖かかったからです。たみちゃんを守ってくれて有難う。
そして、せっかく仲良くなれたのに、離れ離れになっちゃて、寂しかった。 (秀のママさん 30代・ママ 男の子5歳)
|