話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
おばあちゃんのアップルパイ

おばあちゃんのアップルパイ

  • 絵本
作: ローラ・ラングストン
絵: リンジー・ガーディナー
訳: 白石 かずこ
出版社: エムオン・エンタテインメント

税込価格: ¥1,540

ご注文いただけません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2004年08月
ISBN: 9784789722346

出版社のおすすめ年齢:5歳〜

出版社からの紹介

マーガレットはおばあちゃんが大好き。一緒に本を読んだり、散歩をしたり。でも、おばあちゃん、いろんなことをどんどん忘れていってしまいます。マーガレットが弾く「バッハ」を「素晴しいショパンだ」と褒め、アップルパイを作るために取りにいった「リンゴ」を「ナシ」だと言い張ります。そしてある日、ついに「あなたはだあれ?」とマーガレットに問いかけます。「おばあちゃん、私のこと覚えてないの?」ショックを受けるマーガレット……一体二人はどうなってしまうのでしょうか?
おばあちゃんを思いやる家族のあたたかさ、そして孫娘の素直な心が胸をうつお話です。

ベストレビュー

幸せの記憶

幸せな、おばあちゃんと孫娘が楽しそうにアップルパイを作るお話だと思って選んだのです。ちょうどリンゴの季節ですし、ぴったり!と思って。表紙の絵も裏表紙の絵もそんな雰囲気でした。
はずれでした。
おばあちゃんの記憶が混乱して行き、遂には孫娘のことまでわからなくなってしまうお話だったのです。
末娘に読んでやりながら、私は涙が止まりませんでした。
おばあちゃんがなんでも忘れるようになってしまって、でも、「わたし」と一緒に散歩に行ったり、歌を歌ったり、アップルパイを焼いたりして楽しく暮らしていました。そんな日々が続くように思っていたのに、ある日、おばあちゃんは
「わたし」のこともわからなくなってしまったのです。よく聞きますよね。お年寄りは新しい記憶から失って行くと。果物の名前がわからなくなっても、大好きだった花の名前をわすれてしまっても、アップルパイの作り方を間違えても、「わたし」にとって、おばあちゃんであることに変わりはありませんでした。でも、「わたし」のことをわからないなんて、おばあちゃんと言えるかしら?「わたし」はきっとそう思ったに違いありません。
でも、神様は「わたし」に救いを残していてくれました。おばあちゃんは、「わたし」を「わたしのかわい子ちゃん」として再度認めてくれたのですもの。おばあちゃんと散歩をしたり、歌を歌ったりした日々は無駄ではなかったのですね。
すべてのお年寄りがこんなふうに暖かく家族に包まれて終焉までの日々を過ごせたらと願わずにはいられません。
ああ、でも、この話は4歳児には重すぎました。いえいえ、私にとっても。
(えっこさん 40代・ママ 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳)

関連記事

出版社おすすめ




フランスの大人気絵本チュピシリーズ日本語訳登場!

おばあちゃんのアップルパイ

みんなの声(12人)

絵本の評価(4.54

何歳のお子さんに読んだ?

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら