ドイツで絶大な人気を誇る絵本作家ヤーノッシュ。特にとらくんくまくんが出てくるこのシリーズはキャラクターグッズがたくさん出ている程。 可愛いだけでなく、ぴりっと辛味が効いたお話が子供だけでなく大人にも人気の秘密。ちょっと考えさせてくれます。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
小さなとらがたおれてしまい、ともだちのくまは、びっくり。いっしょうけんめい看病するのですが、小さなとらは、病気のせいか、ちょっぴりわがままです。おまけになかなかよくならず、とうとう動物病院に入ることに…。とらはよくなるのでしょうか? ドイツで人気のかわいい絵本。
「ぼくがげんきにしてあげる」
このタイトルとっても素敵だなーって思いました。
自分の大切な人に言ってあげたい言葉だと思ったし
いつか使おうかなぁって思ってます☆
ストーリーは少し長いので
年長さん以上向けの絵本かな、と思いますが
実際は大人向けの絵本なのかもしれません。
こういう子、いるよね〜って思わず笑ってしまいます。
とはいえ、病気になると大人でも気弱になっちゃうもんだし、
ここぞとばかりに甘えちゃう気持ちもわからなくもない。
そんなわがままにも応えてあげるクマくんが何とも愛おしい。
「なにか、おいしいもの、つくってあげる。
すきなものを、いってみて」
とクマくんが言うのだけど、トラくんの好物は作れなくって
「スープっていって!」っていうクマくんが
可愛すぎて、その場にいたら抱きしめたくなりそうです(笑)
全然関係ないのですが、
鴨の看護婦さんだけルーチーって名前があるんですよね。
何故だろう・・・。
メインのクマとトラでさえ、そのまんまなのに。
素朴な疑問がちょっと残ったのですが
まぁどうだっていいですね・・・。 (蒼良さん 20代・せんせい )
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