懐かしい夜店がずらり。文字のない絵本の傑作。
お兄ちゃんと妹が神社の境内に出かけてゆくと、縁日の準備をしています。やがてたくさんの夜店が並びました。わた菓子、いか焼き、お好み焼き、金魚売りに、ひよこ売り……。日が沈むとともに人出も多くなり、大人も子どもも目を輝かせて夜店をのぞいてゆきます。最初に登場した兄妹は、いったい何を買ったのでしょうか。お祭りの賑わいや時の流れを、丹念に描かれた絵だけで伝えます。“文字のない絵本”の傑作です。
3歳の娘が図書館から借りてきました。
表紙の絵から、なんとなく面白さを嗅ぎ分けてもってきた娘。
中を見て、「しまった!字がない!」と思った私でしたが、
それでも二人で見ているうちに、
夏祭りのわくわくした感じに、すっかり気分が祭りになってしまいました。
ここは綿菓子売ってるね!
あー!お面だ!どのお面にしようか?
水ふうせんは、一人一個ずつね!
なぁんて、2ヶ月先の夏祭りの予定をすっかり立ててしまった私と娘。
近所の公園で開かれる夏祭りは、
この絵本ほど大きな縁日ではないので、
約束したたこやきの出店があるかどうか心配です。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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