「なーんだ なんだ
くろいの なんだ?」
んん? 赤い背景に白い地面。
そこに真っ黒な丸い形が転がっている?
「なーんだ なんだ
くろいのふたつ」
今度はふたつになった!
さらに続きますよ。
歌うような言葉に乗って、少しずつ少しずつ、
ゆっくりと白と黒の何かが登場してきます。
目がふたつに、はなひとつ。
ああ、この大きな可愛い動物は、パンダさんだ!
これは楽しい楽しいあかちゃん絵本。
だって考えてみてください。
まるまる1冊絵本を使って、時間をたっぷり使って。
大好きなパンダさんに会えるのです。
何度も何度も会えるのです。
覚えれば覚えるほど、嬉しいのかもしれませんよね。
ほら、今日もまた。
「パンダさん、こんにちは」
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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