心やさしいライオンが、ある日ウサギの赤ちゃんを育てることになりました。ウサギはライオンを本当の父親だと思って育ちますが……。 本当の親子ってなんだろう。 ラストシーンに胸がじんとあたたまります。
子供が市の図書館から借りてきたらしく、たまたま早く帰れた日の夜に読んでくれと頼まれて、寝せながら読んだ絵本でした。
かわいげな絵とはうらはらに、弱肉強食な今の社会の歪みに悩む自分の気持ちに突き刺さるような内容でした。(病んでるな〜)
最後まで読み終えて思わず、せつね〜話だな!と言ってしまいました。
自分が複雑な気分なのに、子供らと嫁まで寝ていたのにはがっかりしましたが嫁はともかく、子供らが大きくなるころまでに、世の中がもう少しまともになってくれていないか。または、それに負けないながらもやさしい心を保って大人になってほしい。などといろいろ考えさせられました。
購入して読み返したい気分です。 (プラスイオンさん 40代・パパ 女の子9歳、女の子7歳)
|