自分たちは、どこからきてどこへいくのか。答えをみつけようとさまざまな理屈を展開するきいろと、その理屈のすべてを疑問に思うピンクの2体の木の人形。ふたりはどんな深遠な真理にたどり着くのでしょうか。
単純な筋書きの中に、「わたしたちはどこからきたのか」というわたしの想像を大いに膨らませる内容でした。
はじめは良くわからなくても、何度も読んでいるうちに毎回違うなんともいえない不思議な気持ちになります。
小さい子には難しい内容かもしれないけれど、逆に小さい子なりの感じ方があると思うし、大人も考えさせられ、楽しめる絵本だと思います。
たくさんの人に読んで欲しいなぁ、と思います。 (ハナミィさん 10代以下・その他の方 )
|