
流れるような文章と美しい絵がまるで音楽のようです。ゆったりとお茶でも飲みながらどうぞ。

インパクトのあるタイトルから、文章の流れから、異国を流れ者のように旅する主人公の不思議な出会いがつづられた、童話もしくは旅行記のようなお話です。
タバコの木を知らない私は、自由にのびているタバコの木が、どのようなものなのかも知らないのですが、開放感をもった木ならばしあわせなのでしょう。
軽い気持ちで歩いた行った目的地まで2日かかったとか、そこで出会った人とのやりとりとか、ヒマラヤを舞台にして、大陸的なお話です。
作者の思いを傍観的に眺める挿絵が心地よかったりしました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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