ねえ、きいて、きょうのピクニックのおはなし。まっかなバスケットをもって、ひとりでだいすきなおかのうえまでいったよ。ねえ、きいてきいて、きょうのわたしのおはなし。
上越市出身(我が家も合併して、村民から市民になりました。)ということもあって、こちらではかなり有名な作者です。(「じゅげむ」などの落語絵本で全国的に有名になりましたよね?!)
だから、図書館でよく目にするこの絵本も、てっきり載ってると思ったのですが、なくて意外でした。
わたしがひとりで、まっかなバスケット(おかあさんの作ってくれたお弁当が入ってる)を持って、ピクニックへ出かけ、帰ってきて眠るまでの1日を、1人称でつづった絵本です。
とても変わってるのは、主役の私がどのページにも登場しないことです。長女はちょっと腑に落ちない顔をしていましたが、「きっとわたしはK(長女の名前)なんだよ。」と言ったら、納得したようでした。
絵の手法も変わっていて、たぶん紙粘土か何かの貼り絵だと思います。
ラストのわたしの夢の中のシーンが、とてもきれいで楽しいです♪原画で見てみたいなあ。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子11歳、女の子9歳、女の子4歳)
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