見ることも、つかむこともできない空気。私たちは空気なしでは生きてゆけません。でも、空気をつくったのは誰でしょう? 空気は誰のものでしょう。 ジェイクが空気の精の声を聞き、人間だけのものでない空気の大切さを伝えます。 大気汚染、オゾン層破壊、森林破壊、海洋汚染という地球規模の問題は、私たちが行き過ぎた便利さを追求してきたのが原因です。未来の地球とすべての生きもののために、今、選択をせまられています。 全・英訳付。
「ぼくたちを生かしてくれている空気さんたち、ありがとう。」
という主人公ジェイクのメッセージがこの絵本のポイントです。
空気の存在を知り、その大切さをかみしめる、そして、環境汚染問題へ・・・。
葉祥明さんの優しい絵と文章が子ども達をすんなり
そんな世界へ誘ってくれます。
子ども達にそっと感じ取らせてくれる環境問題入門書としておすすめします。 (レイラさん 30代・ママ 男の子11歳、男の子9歳)
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