スプーンの中にちっちゃな「わたし」。ドアのとってにほそーい「わたし」。ちょっとふしぎな「わたし」が、あちこちからひょっこりあらわれます。やかんに映っている「わたし」に近よっていくと、あれれ……?「わたし」の形が変わっていく! みぢかなふしぎ探検のはじまりはじまり。
「ちいさなかがくのとも」より。
生活の中のガラスや金属などに映った自分の姿を見て、主人公の「わたし」が「私」探しする絵本です。
映し出される場所によって、「わたし」の顔が逆さになっていたり、ながっぽそかったり、グニャグニャだったり…。
作者の捕らえ所がとても面白かったです。
さすが!「かかぐのとも」ですね。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子5歳)
|