リチャードへ
あんたのたんじょう日パーティー、 よんでくれなくていいからね。 あたし、いかないから。
もと友だちのジャネット
― 小さな恋の往復書簡 ―
おたがいが気になっているのに、素直になれない少年と少女。 しかしメモを通じて気持ちを伝えあううちに・・・。 冷えていた感情が、次第にほぐれ、あたたかくなってゆく変化を、金原瑞人の文と、はたこうしろうのイラストで感情豊かに表現。大切なあの人への、プレゼントに最適な1冊。
なんて可愛らしい恋物語!
このお話の醍醐味がわかるのは小学校高学年くらいからでしょうか。
リチャードとジャネットは野球という共通の趣味を持つ大の仲良し。
ところが女の子のジャネットはリチャードのチームに入れてもらえないことに。
怒るジャネットともてあますリチャード。
お互いに気になって仕方がない存在なのに
かわいさあまって憎さ百倍!という状態。
手紙でのバトルが勃発してしまいます。
それにしてもどこの国でもいつの時代でも言葉での攻撃となると
女性の方がウワテなのでしょうか。
そして女性の最強の武器は涙なのでしょうね。
強気なジャネットが涙ぐんでいるのを見た時からリチャードの形勢が一気に悪くなった気がしました。
ところで結末は…??
胸きゅんきゅんですよ〜 (ricoさん 40代・その他の方 )
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