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ぼく、ネズミだったの!
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ぼく、ネズミだったの!

作: フィリップ・プルマン
絵: ピーター・ベイリー
訳: 西田 紀子
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作品情報

発行日: 2000年09月
ISBN: 9784036312108

22cm×16cm 254ページ

出版社からの紹介

「ぼく、ネズミだったの」と、ある老夫婦の家を訪れた少年。はたして、その正体は? シンデレラのお話を巧みに織りこんだ物語。

ベストレビュー

しんでれらの

副題に『もう一つのシンデレラ物語』とあります。
しかも、表紙絵のロジャー(ネズミのこの仮の名前)はどうやら下水道にいて、そのロジャーの影はネズミの形……。本の検索をしていて、この表紙絵を見た途端、気になってしまってすぐ探してきました。

作者の発想が面白いかったです。
「シンデレラ(この話では彼女の名前は“メリー・ジェーン”ですが)」をお城へ運ぶために御者となったネズミのその後!
昔話の中で、シンデレラは王子様とのやり取りを経て幸せになりますが、そういわれてみれば、あの時のネズミはそれきりおはなしには登場してきません。
人間の男の子となったネズミのロジャーは、いろいろなことに巻き込まれて大変な目にあいますが、たまたま知り合った靴屋のボブとジョーン夫婦の愛情に恵まれ、
この物語のラストを読む限り、今後は人の子として頑張って生きていくようです。

1章1章が短く、ポップな感じの文章で、とても読みやすかったです。所々に遊び心で(?)書かれているゴシック新聞の記事みたいなページがあって、その中も楽しく読めました。
「シンデレラ」は女の子の好きな話というイメージがありますが、この物語は、シンデレラが貧しい女の子だった時の友達のネズミが主人公なので、男の子でも女の子でも楽しく読めると思います。
漢字のルビなど見ると、小学校高学年くらいのお子さんにお薦めできそうです。

後書きを読むと、この本の作者は英国・米国で子どもたちだけでなく、大人たちにも広く読まれている人気作家だそうですので、
シンデレラの「続き」が知りたい大人たちにもお薦めしたいです。
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)

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