ありがきりんの頭の上から見たものは、広い空、青い海。首をさげたきりんは、しずくのような赤い花を……。
「ゆうひのしずく」という初耳のタイトルに魅かれて
手に取った絵本です。
大好きな あまんきみこさんの作品だったんですね。
しのとお すみこさんの絵も油絵タッチのようで、色も
きりんの黄色と空の青、草原の緑、白い雲、ちっちゃなアリの黒と
コントラストがはっきりして とってもいい!
きりんの足元にいたありの勇気がうらやましいなあ!
なるほでですね。いつもの見慣れたものばかりの世界から
ジャンプして違う目線、視線、角度で見回したら
別世界なんだよね。
言葉のリズムも楽しい。
とことこ ちこちこ、とことこ ちこちこ。
ありがきりんのあしからつのの上まで登るときの
速度感が丁度良いリズムで表現されてる。
嬉しさの表現で、印象に残ったのは
ありは、きりんのつのの上で、ぴかぴかわらった。
きりんもぴかぴかわらった。
ありたちは世界のはてを見回して ぴかぴかわらった。
きりんは、あしもとに赤いちいさな花「ゆうひのしずく」を
見つけて ぴかぴかわらった。
子供たちには、いつもぴかぴか笑っていて欲しいですね。
何度も読んであげていると、一緒に「とことこちこちこ」
「ぴかぴか」とか子供も得意げに言い出しそうです。
きりんの優しさ、ふるさとをおもう気持ちなど、
子供だけでなく高齢者にも喜ばれそうですね。 (あそぼうよさん 60代・その他の方 )
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>>> ユウchan「ゆうひのしずく」
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