
昔、大平原に日照りが続いたとき、ティダリクという岩山のように大きなカエルが、池も川も、水という水を全部飲み干してしまいました。困った動物たちは、ティダリクを笑わせて水をはき出させようとします。エリマキトカゲの皿回し、コアラの百面相と、次々に芸を披露しましたが、ティダリクは笑いません。そこへ怒ったウナギがやってきて、身をよじりながら文句を言ううちに体が蝶結びになってしまい……。

6歳と4歳の子供たちに読みました。
我が家ではあらゆる種類の絵本を読みますが、
やはり園児や小学校低学年の子供達は
笑える面白おかしい話が大好きです。
この絵本もまさに子供達を笑わせた絵本でした。
各ページで動物達がティダリクを笑わせようとしますが、
「でも ティダリクは、むっつりしたまんま・・・。」
ティダリクは笑わなくても、子供達は大いに笑っていましたよ。 (土筆さん 30代・ママ 男の子6歳、女の子4歳、)
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