お姉さんの目から見た妹の日常がユーモラスに愛情を込めて語られます。おてんばでお茶目な妹が巻き起こす騒動を生きいきと描くイギリス幼年童話の傑作。
酒井駒子さんの挿絵が物語に非常にマッチしています。
訳も素晴らしい!外国の物語を日本語に訳した時の読みにくさのようなものが全くなく品があり、語り部のお姉ちゃんの優しさを感じます。
物語はなんてことない日常を切り取ったもの。
それらが可愛くて愛しいです。
子供も最初に読み聞かせしてあげたら、一気に気に入ったようで自分で読み進めてしまいました。そのあと、読み聞かせもせがまれましたが。
子供のお気に入りは、タイトルにもなっているぐらぐらの歯です。妹のラストの行動が面白いとのことです。 (lunaさん 30代・ママ 男の子8歳)
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