夢みるうさぎの女の子、レティス。冬のある朝家から顔を出すと、外は一面真っ白の銀世界。雪です。そこに子供達がクリスマスの飾りを探しにやって来ていました。そこでレティスは思います。 「クリスマスってなんだろう?知りたい!」子供達の後を付いて行き、家の中まで入ったレティス。そこで輝く大きなツリーやお人形や飾りを目にします。 「これがクリスマスなのかしら。私クリスマスの妖精になりたい!」子供達にクリスマスの楽しみを教えてもらったレティスは・・・。 レティスの目にクリスマスはとてもきらきら輝く素敵なものに映ったようですね。そしてこの絵本はどのページも本当にきらきら銀色に輝いています。それからピンクの表紙、大きなツリーやお人形、妖精の格好をしたレティス。夢見る女の子にぴったりな要素がたくさんつまったクリスマス絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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