赤忍者はその名の通り全身がまっかの忍者。 「忍者なのに赤いの?」 そう、赤忍者は忍者なのに赤いのです。 そして、既に皆さんが心配しているとおり、すごく目立っているのです。 だから赤忍者はすごくせわしない。
秘密の巻物をねらってお城に忍び込めば、すぐに見つかって 「であえ、であえー、くせものだー」。 おいつめられたらドロンドローン、呪文を唱えてカラスに変身。 どうやら赤忍者は変身が大得意らしい。 でも変身したのは・・・まっかなカラス。 やっぱりカラスの仲間につっつかれて次の姿にドロンドローン。 今度はまっかなチョウチョ。その次はまっかなおじさん!? どんどん変身する赤忍者の行く先々では、いつでも大騒動。 「そりゃそうだ」と思う一方で、何だか気の毒な気もしてきます。 どうやら「赤」という色は、まわりがほっといてはくれないらしい。
でも、赤忍者。思いもかけないものに変身するんです。 これにはさすがにみんながぽかーん。 読者もぽかーん、うっとり。 一体なにが・・?
すっごく面白いのに、すっごく美しい絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
赤忍者は真っ赤な忍者。お城に忍び込みますが、真っ赤な姿はすぐに見つかってしまいます。 おいつめられてドロンドローン。変身上手な赤忍者が活躍する痛快娯楽活劇!
あかにんじゃ、気になって気になって読みました。
赤忍者ってだけで、なんか普通じゃないにおいがプンプン。
赤忍者はあぶないところでいつも変身します。その変身するものが面白い。
そして、はじめに侍が出てきたと思ったら、最後には白バイの登場!?
奇想天外な話ですが、絵はまじめ?というか、きれいでとてもおしゃれな感じもうける絵です。そこがすごくよくていいなあと思いました。
ひとりで試し読みでよんでしまったので、少し後悔。ぜひまた息子と一緒に、今度は本で読みたいと思います。 (おうさまさん 30代・ママ 男の子4歳)
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