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主人公のガブリエルはユダヤ人少年。一家はアルゼンチンで裕福な生活を送っていたが、ユダヤ人に対する差別や迫害に耐えられず、イスラエルに移民した。だが少年を待っていたのは、同じユダヤの子どもたちによるいじめだった。学校にも馴染めず悶々とした日々を送る孤独な少年は、ある日アラブ人少年ハミッドに出会う…。 歴史に翻弄され続けるイスラエルを舞台に、民族の確執、民族を超えた友情、自由の意味を描いた作品。家族や友だちとの「絆」の物語。日本国内では、数少ない貴重なイスラエルの児童文学作品!

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貴重な一冊だと思います。
内容は重いけど、世界情勢をかんがみると
ぜひ読んだほうがいい一冊だと思います。
丹地さんの絵もすてきでした。
日本に住んでいるとあまり意識することができない
民族の問題や、宗教の問題を考えさせれました。
これからの子供たちには、もしかしたら
ものすごく身近なことになるかもしれない…と思いつつ。 (はっしゅぱぴーさん 30代・ママ )

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>>> ユウchan「シュクラーン ぼくの友だち」
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