
阪神淡路大震災で全焼した家の焼け跡からラまで穴をあけたオカリナが残っていた。
そのエピソードを元に創作されたお話です。
創作とはいえ、きっとこんな光景がたくさんあったことでしょう。
しんくんのお父さんはオカリナ作りに夢中。
連れて行ってもらった工房でラまで穴をあけてシとドは次回となり、
しんくんは近くの遊園地でお父さんと楽しいひと時を過ごすのです。
そして明朝の震災はお父さんを家ごと燃え尽くします。
避難所生活のしんくんとお母さんが焼け跡から見つけたのは、
火災で焼きあがった未完成のオカリナ・・・。
しんくんが吹くオカリナのメロディーが切ないです。 (レイラさん 30代・ママ 男の子12歳、男の子9歳)
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