毎日美味しいものばかり食べているポコおじさん。何かもっと珍しいものを食べてみたいと思っていると、あやしいセールスマンが大きなそら豆持ってきた。それを食べてみると・・・どういうわけか、ポコおじさんの左足がにょきにょきのびはじめた!?
「どうして足がのびるの」
そんなことを考える間もなく、足はどんどんのびていく。家を飛び出し、林をぬけて、よその家も通りぬけ、とうとう街までやってきて。
一体どうなる左足!一体どこまでのびていく?
ちょっと想像してみてください。
街を歩いていて、突然大きな足の裏がどーんとやって来たとしたら。それはもう驚きです。誰かさんの、ちょっと間の抜けた左足が街中の道を占領しちゃっているのです。それだけで、もう何だか笑っちゃいます。
呆気にとられながらも、画面に夢中になっている子どもたちが見ているのはどこでしょう?思わず触ってみたくなるのはどこなのでしょう?そこに結末へとつながるヒントが隠されていますよ。
ちょっとヘンだけどユーモアたっぷり!子どもたちに大人気のお話です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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