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ある都にプシケーという、それは美しい娘がおりました。人々はヴィーナスを敬うことを忘れ、プシケーに祈りを捧げるほどでした。ヴィーナスは大いに怒り、プシケーを恋の奴隷にするよう図るのですが……。
エロール・ル・カインのモノトーンの絵が完成され尽くしており素晴らしいです。この絵だけでも価格以上の値打ちはあります!話は名高いエロスとプシケーの話。アフロディテの意外に冷酷で意地悪な面にびっくりです。プシケへの試練は、日本の民話の「姥捨て山」の試練や、まるで芥川龍之介の「その後のスサノオの尊」の婿いじめの試練のようです。
次々と無理難題を言うんですねぇ。読み聞かせには0歳児には無理があるので、大判の美しい絵を見せながら読み聞かせて上げられる日を待っています。 (もぐらちゃんさん 30代・ママ 女の子0歳)
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