子どもがほしくてたまらない王さまとおきさきさまは、ある日、お城の庭で愛らしい女の赤ちゃんをみつけ、大切に育てはじめました。けれども姫を大切にするあまり、庭に高い塀をめぐらし…。おとぎ話の面白さを、繊細で透明感のあるきらめくばかりに美しい絵で描きました。
美しい色調の絵に惹かれて買いました。子どもを守ることばかり考えて、干渉や制限ばかりすると、子どもにとってはよくないということがメッセージとして伝わってくる本です。友だちはこの絵本を読んでから、子どもに干渉しすぎていると感じる時は「あざみ姫」とつぶやいて自分を戒めるそうです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子5歳)
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