息子がもらった嫁さんは気だてが良くて働き者。でも、嫁さんのおならは、息子のお母さんを吹き飛ばすほどすごかったのです!ユーモア溢れる昔話。(長野県他の昔話より)
この作品の作者は、「おならのしゃもじ」や
「かっぱのすもう」などを手がけた、小沢 正さん。
昔話や民話って、やっぱり日本人に愛着がありますねっ♪
オナラの話に縁のある作家さんなのでしょうか?
母親と息子の2人暮らしの家に、
隣村からお嫁さんがやってきます。
お嫁さんが働き者で、2人は大喜び!
ところが数日後、お嫁さんは体調が優れない様子。
お母さんが心配して尋ねると、
「私は一日に一回おならをしないと
気持ちが悪くてなりません。
それを我慢していたので体調が悪くなってしまって…」
お母さんが「そんなこと位、遠慮しないで」と言うと、
お嫁さんは着物のすそをまくって“ぶぅぅぅぅ〜!!”
わざわざ着物のすそをまくってオシリを丸出しにしている姿と
そのおならの威力に子供達は大爆笑でしたっ!
あとの展開は、きっと皆さんもご存じの通りかと思います。
「あとがき」に昭和女子大名誉教授であり、児童文学者でもある
西本 鶏介先生の興味深い解説がついていました。
同じ昔話や民話でも、地方によって展開が違ったりするのですねぇ。
あと、お嫁さんが家族に遠慮して
部屋の中に閉じこもってオナラをしたところから、
一つ一つ戸で仕切られた場所を「屁屋」と呼び、
その後「部屋」と派生したのだとか。
この説が 本当だったら面白すぎます! (YUKKOさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、女の子3歳)
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