黒光りする鎧のような体、おおきな角、画面に大きく描かれたカブトムシは、はじめは片足でケンケンをし、つぎにホップ、ステップしてジャーンプします。それから、「飛ぼうかな、どうしようかな」と考えながら、ゆっくりと両方の羽根を大きく広げ、空高く飛んでいきます。ユーモラスなカブトムシをシンプルに力強く描いた絵本です。
単純ですが、リズミカルで言葉が全部活きています。
カタツムリくんの目の動きも違っていて注目してしまいます。
勿論、手も足の動きにも注目すると変化が楽しめます。孫と一緒にカブトムシくんの動きが出来たらいいなあと思いました。近い将来にきっと実現する日がくると信じています。躍動感があって迫力があって楽しい絵本です。単純なことがいつまでも飽きずに喜んでます。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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