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犬のナップとウィンクルは、2ひきで骨を掘りだします。 骨を先に見つけたのがナップ、骨に先にさわったのがウィンクル。 骨はどちらのものか、道行く人にたずねますが、教えてもらえません。 そこへ大きな犬がやってきて…。
コールデコット賞受賞作品ということで読んでみました。
「みつけたもの」と「さわったもの」
本人たちからしたら、大切な問題かもしれませんが、
他人からしたらどうでもいい問題で、
でも、道端で出会う人たちの態度は
約束するのに守らず、別のことで済まそうとするのには
不快な気持ちが残りました。
まあ、最後の解決策は無難な気もしますが、
案外こんなことで人間ももめている気がして
考えさせられました。
6歳の息子はカットされた犬を見て
「こんなのじゃ、されないほうがよかったよね」
と笑っていましたが、本当に、同感です。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子4歳)
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