
中国の東北部には少数民族の満族が住み、正月に氷の彫刻を飾る風習があります。これはその由来のお話。昔、村が九つの頭をもった怪鳥に襲われ、村の若者アジクは怪鳥を退治しに、険しい山へ登っていきました。

中国満族の昔話だそうで、絵も、とてもマッチしていました。
ただ、外国の・・・となると、子供には馴染みが無くて、おもしろくないかな?と思ったのですが・・・。
それは、杞憂に終わりました。
二人とも、じっと絵を見つめ、話に耳を傾け・・・熱中していました。
アジクがピンチになると、どきどきし、上手くいくと、ほっとする・・・。
そんなお話でした。
私も、子供と一緒になって、どきどきしながら読んでいました。
かわいそうな最後でしたが、子供たちも、心に残ったようで、「またよんでね」と言ってくれました。
また、折を見て、読んであげたい一冊です。
(れんげKさん 30代・ママ 男の子5歳、男の子5歳)
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