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名作絵本を新装版で! 講談社の創作絵本ベストセレクション
月夜の浜辺で、じいさんは、ハーモニカをふいていた。 すると、親子のたぬきが出てきた。まるい目玉を見ひらいて、こちらを見てる。 その姿が、あんまりかわいいもんだから、じいさんは声をかけた――。
第25回講談社出版文化賞絵本賞受賞作
車の墓場の番人小屋に住むひとりぼっちのおじいさんに、たぬき家族と仲良くなって、ひとりぼっちのおじいさんに家族が出来てよかったなあと思いました。かあさんたぬきは、「おはな」。こだぬきは、「いちろうた」と「じろうまる」「ちよ」と名前をつけて、みんなで車をつくるのを完成させて、ハンドルを握る影は、とうさんたぬきが握っているように見えて、一緒に生活すれば、「家族」なんだと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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