ずっと待っているのに、バスはなかなかやってきません。そこでぶたくんは考えます。とんとんとんと電信柱を登っていって、とんとんすーっとすべってさ。ぶたくんは自由自在に、空を飛んだり、ビルを駆け上がったり。こんなふうに、簡単にいけたらいいのにな。とぼけた顔のぶたくんがとんとんとんっと行きたい場所は? 五味太郎さんの初のこぶた絵本。リズミカルなことばで、楽しい世界がひろがります。
バスを待ってるブタくん。
こんなばあいは、さ、とんとんとんと・・・と、とんとん拍子にことが運んで、さっさと目的地にいけることを想像します。
とんとんとんと電柱によじのぼって、とんとんすーっとすべって。
豚だから音はトンなのかな。
やっぱりとんとん拍子だからかな、とあれこれ考えながら読みました。
軽快なテンポで進むので、呼んでいて楽しい本です。
簡単な文章なので、小さいお子さんからOKです。 (ゆずきんかんさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子2歳)
|