昔から聞いた事のある様なフレーズを、松谷みよ子さんと色々な作家さんが組んで絵本にしたシリーズ。「いたいいたいのとんでいけー」唄う様に、語りかける様に読める絵本が読んでいる方も楽しく、赤ちゃんの耳にも心地良いのです。泣いてる子も思わず一緒に絵本を覗き込んで・・・。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
いたいいたいはむこうのお山へとんでいけ??なきだした子もなきやんで、にっこり笑顔に。母親が語りかける現代のわらべうた。
私は「いたいのいたいの」と言います。地域によって言い方が違うんですね。小さな子がけがをしたときは、このお話をしてやると、きっと機嫌がよくなります。
うちの子も小さい頃から、擦り傷やこぶをよく作りました。そのたびに、この言葉をかけると、不思議と効き目がありました。
ちょっと機嫌がわるそうな女の子が、佐野さんらしいなとほほえましくなりました。「いたいにいたいのとんでいけ」は、心の傷にも効くのかな?なんて思いました。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子11歳)
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