駅前を出発したバスはいろんな停留所でピンポンといってとまります。少し田舎町ののどかなバスの旅。楽しいのりもの絵本!
【安藤パパ】 何気ない郊外(八王子あたりがモデルか?)の夕暮れ時を、路線バスをピンポイントに描いた秀作。バス停から乗り込む家路についた人たちの安堵の表情と、それを包む車内の緩んだムードがいい。 また、ベテラン運転手の手練な技術と自然なコミュニケーション能力が、車両空間の居住性向上にとっていかに大切かがこの絵本を読むと分かる。わが家の近所を走る路線バスの粗野なドライバーも 読んで見習って欲しいものだ。
バスを描いた乗り物絵本は、たくさんありますが、この絵本は、特におすすめです。
なぜかというと、人と人とのコミュニケーションが描かれているからです。
この運転手さんは、ただ運転して人を運ぶだけでなく、人を喜ばせる仕事として誇りをもって、業務に当たっている、素敵な大人です。
子どもたちには、こういう大人の姿を見てもらいたいです。
(ピンピンさん 50代・その他の方 )
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