「こんとあき」
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「こん」はきつねのぬいぐるみ。おばあちゃんにあかちゃんのおもりをたのまれて、「さきゅうまち」からきました。「あき」はそのあかちゃん。あきはこんといっしょにあそびながらおおきくなります。ある日、こんの腕がほころびてしまったので、こんとあき二人でさきゅうまちのおばあちゃんのところまで旅をします...
旅の途中で次々と起こるハプニング。こんはだいぶいたんでしまいます。でもなんとかおばあちゃんちにたどりつき、こんはできたてのようにきれいなきつねになりました。よかった!
こどもにとって旅行とは何と刺激的な冒険でしょう。しかもぬいぐるみと二人でなんて!
こんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」とあきを安心させようとしますが、悲しいかなぬいぐるみらしいハプニングに巻き込まれていきます。 それにしてもこのコンビの絶妙な間合いは何なのでしょう。表情がないはずのこんがいきいきとして見えます。そして読み終えたあと、温かい気持ちがこみ上げてきます。何度読んでも、こどもと一緒に、「ああ、よかった!」と言えるのではないでしょうか。
こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。ある日なかよしのあきとふたりで、おばあちゃんに会いに行くことになりましたが……。幼い子の心をとりこにする魅力あふれる絵本。
【金柿パパ/パパ’s絵本プロジェクト】
おばあちゃんが孫の「あき」のために作ったきつねのぬいぐるみ「こん」。ある日「こん」の腕がほころび、おばあちゃんに直してもらうため、二人で列車に乗って旅に出る。物語では語られないが、こんは亡くなったおじいちゃんのオーバーをほどいて、おばあちゃんが作ってくれたという設定。僕はこのエピソードを知ったとき、グッときてしまった。離れていてもしっかり孫を見守っている、祖父母の深い愛情が感じられる名作だ。
(※このコメントは<サプリナ・絵本だいすき!2003年9月のおすすめ絵本>で紹介された内容の転載です。)
とっても、とっても、とってもよかったー。
この絵本には、たくさんの素晴らしいものが、たくさん、たくさん詰まっています。ここには、とても書ききれないくらい・・。
ただのきつねのぬいぐるみであるこんが、どんな時にも忠実にあきを守ろうとする姿に胸を打たれました。
それは、きっと自分を作ってくれたおばあちゃんが、最初にあかちゃん(あき)のお守りをたのんだからでしょう。腕がほころんでも、しっぽを電車の扉に挟まれても、犬にやられてあきの言うことがよくわからなくなっても、どんな時でも自分のことより、あきが不安にならないように「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言って気丈に振舞います。
でも、あなたは、あきよりも小さなぬいぐるみなのに・・・。もう、胸がきゅんとなり、どうか助かりますようにと、祈らずにはいられなくなりました。
優しい、優しいおばあちゃんになおしてもらい、後はお風呂に・・・というところで、今まで見せたこともないほど、慌てて、お風呂を嫌がって逃げるこんが、すごくかわいくってたまりません。
登場人物の表情、質感がどれも見事で、瑞々しく、いとおしくなります。特に、私は、あきが電車の窓に、ほっぺをぺたっとくっつけて、こんが戻って来るのをじーっと待つ姿。彼女の内面の不安が見事に描かれています。
林明子さん、どうしたらこんなに優しい絵が描けるのですか。
ただ、ただ、親子で大満足です。本当に心がぽかぽか温まる素晴らしい絵本でした。
(はなしんさん 30代・千葉県市川市 女5歳、男3歳)
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「きみのきもち」
作:
サトシン・相田毅
絵:
ミスミヨシコ
出版社:
教育画劇
ぼくは、きみのきもちが知りたい
NHKみんなのうた8月より放送
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